第二種電気工事士試験

第二種電気工事士「テ」で始まる資格
第二種電気工事士試験の概要と合格者による体験談

一種と二種では、作業できる仕事の範囲が違います。第一種電気工事士では、大きなビル等の電気設備から、小規模な工事まで広い範囲の工事をすることが出来ることに対し、第二種電気工事士ができる作業は小規模な家などの電気設備工事に限られています。
※第一種電気工事士試験についてはこちら

取りやすい資格です。

受験資格:制限なし。どなたでも受験するこができます

受験料:
9,300円(インターネットによる申込み)
9,600円(郵便による申込み)

合格率:
筆記:約60%
技能:約70%

試験日程:
上期筆記試験:6月2日(日)
下期筆記試験:10月6日(日)
上期技能試験:7月20日(土)または7月21日(日)
下期技能試験:12月7日(土)または12月8日(日)
※2019年度実績

試験内容・科目:
1.筆記試験
次に掲げる内容について試験を行い、解答方式はマークシートに記入する四肢択一方式により行います。
(1)電気に関する基礎理論
(2)配電理論及び配線設計
(3)電気機器・配線器具並びに電気工事用の材料及び工具
(4)電気工事の施工方法
(5)一般用電気工作物の検査方法
(6)配線図
(7)一般用電気工作物の保安に関する法令

2.技能試験
筆記試験の合格者と筆記試験免除者に対して、次に掲げる事項の全部又は一部について行います。試験は、持参した作業用工具により、配線図で与えられた問題を支給される材料で、一定時間内に完成させる方法で行います。
(1)電線の接続
(2)配線工事
(3)電気機器及び配線器具の設置
(4)電気機器・配線器具並びに電気工事用の材料及び工具の使用方法
(5)コード及びキャブタイヤケーブルの取付け
(6)接地工事
(7)電流、電圧、電力及び電気抵抗の測定
(8)一般用電気工作物の検査
(9)一般用電気工作物の故障箇所の修理

試験会場:試験地は、47都道府県に設置されています

合格発表日:試験から1カ月後くらい

願書受付期間:3月13日(水)~ 4月3日(水)※2019年度

実施機関・問い合わせ先:
一般財団法人 電気技術者試験センター 本部事務局
TEL 03-3552-7691 / FAX 03-3552-7847

活かせる仕事:建設電気工事、ビルメンテナンス、鉄道電気工事といったところでしょうが、第一種電気工事士とはさほど変わらないですが規模が小さいです。
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