エネルギー管理士(熱/電気)

エネルギー管理士(熱/電気)「エ」で始まる資格
エネルギー管理士(熱/電気)試験の概要と合格者による体験談
日本では、エネルギーの大半を輸入に頼っているのが現実。省エネは重要な課題であり、関心も高い。エネルギー管理士の責務は、燃料や電気消費量の多い工場などでの設備の維持、使用方法の改善などの業務を管理し、エネルギー使用の合理化を図ること。取得方法は国家試験と認定研修の2通りあります。
資格取得方法
1. 経済産業大臣指定の省エネルギーセンターが実施する国家試験に合格
2. 省エネルギーセンターが実施する7日間の認定研修(エネルギー管理研修)を受講し、修了試験に合格

受験・受講資格:
【試験】
誰でも受験できます。
ただし、合格後の免状申請の際にエネルギーの使用の合理化に関する実務経験が1年以上必要となります(「実務経験」は合格前でも後でも構いません)
【研修】
エネルギーの使用の合理化に関する実務経験が3年以上

受験・受講料:
【試験】17,000円
【研修】70,000円

合格率:
【試験】約32.6%
【研修】約54.8%

試験・研修日程:

【試験】8月下旬
【研修】12月上旬~中旬

試験・研修内容:
【必須基礎】科目Ⅰ:エネルギー総合管理及び法規
【選択専門】熱分野または電気分野のいずれかが選択可能
1. 熱分野
科目Ⅱ:熱と流体の流れの基礎(熱力学の基礎、流体工学の基礎、伝熱工学の基礎)
科目Ⅲ:燃料と燃焼(燃料及び燃焼管理、燃焼計算)
科目Ⅳ:熱利用設備及びその管理(計測および制御、熱利用設備)
2. 電気分野
科目Ⅱ:電気の基礎(電気及び電子理論、自動制御及び情報処理、電気計測)
科目Ⅲ:電気設備及び機器(工場配電、電気機器)
科目Ⅳ:電力応用(電動力応用)

試験・研修会場:
【試験】北海道、宮城、東京、愛知、富山、大阪、広島、香川、福岡、沖縄
【研修】宮城、東京、愛知、大阪、広島、福岡

実施機関・問い合わせ先:
一般財団法人 省エネルギーセンター エネルギー管理試験・講習本部 試験部
TEL.03-5439-4970 FAX.03-5439-6290
https://www.eccj.or.jp/mgr1/index.html

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