日本語を母国語としない人が対象の日本語能力試験は、世界最大規模の日本語試験。実力の測定はもちろんのこと、大学受験、就職、昇給・昇格など、受験の目的はさまざま。5段階のレベルからきめ細かく日本語のレベルを評価する。日本のほか、海外でも行われている。
受験資格：日本語を母語としない人ならだれでも受験できる
受験料：5,500円（国内の場合）
合格率：
【N5】57.6％ ～ 【N1】28.4％
試験日程：7月上旬 12月上旬
試験内容・科目：
マークシート方式。レベルは5段階（N5～N1）
【N5】基本的な日本語をある程度理解することができる
1.言語知識（文字・語彙）（25分）
2.言語知識（文法・読解）（50分）
3.聴解（会話などの音声を聞いて質問に答えるリスニング）（30分）
【N4】基本的な日本語を理解することができる
1.言語知識（文字・語彙）（30分）
2.言語知識（文法・読解）（60分）
3.聴解（35分）
【N3】日常的な場面で使われる日本語をある程度理解することができる
1.言語知識（文字・語彙）（30分）
2.言語知識（文法・読解）（70分）
3.聴解（40分）
【N2】日常的な場面で使われる日本語の理解に加え、より幅広い場面で使われる日本語をある程度理解できる
1.言語知識（文字・語彙・文法）・読解（105分）
2.聴解（50分）
【N1】幅広い場面で使われる日本語を理解することができる
1.言語知識（文字・語彙・文法）、読解（110分）
2.聴解（60分）
試験会場：
国内：全国47都道府県
海外：世界各国
願書受付期間：3月下旬～4月中旬 8月下旬～9月中旬（日本国内の場合）
実施機関・問い合わせ先：
公益社団法人 日本国際教育支援協会 日本語能力試験受付センター
TEL 03-6686-2974
https://www.jlpt.jp/about/index.html
