気象予報士試験

気象予報士試験「キ」で始まる資格
気象予報士試験の概要と合格者による体験談
気象予報士は、テレビやラジオの天気予報番組で活躍しているイメージが強いだが、民間の気象会社で配置が義務付けられている必携資格。観測データをもとに気象予測を行い、その情報を世に提供する。産業界でも気象会社と取引で得た気象情報を業務に活用している企業が多い。
気象予報士試験は、以下を認定することが目的。
1.今後の技術革新に対処しうるように必要な気象学の基礎的知識
2.各種データを適切に処理し、科学的な予測を行う知識および能力
3.予測情報を提供するに不可欠な防災上の配慮を適確に行うための知識および能力

受験資格:だれでも受験できる

受験料:
免除科目なし 11,400円
学科一科目免除 10,400円
学科二科目免除 9,400円

合格率:5%前後

試験日程:8月下旬、翌年1月下旬の年2回

試験内容・科目:
【学科試験】マークシートによる多肢選択式の筆記試験
科目
1.予報業務に関する一般知識(60分)
・大気の構造・大気の熱力学・降水過程・大気における放射・大気の力学・気象現象・気候の変動・気象業務法その他の気象業務に関する法規
2.予報業務に関する専門知識(60分)
・観測の成果の利用・数値予報・短期予報・中期予報・長期予報・局地予報・短時間予報・気象災害・予想の精度の評価・気象の予想の応用

【実技試験】 記述式の筆記試験(75分)
科目
1.気象概況及びその変動の把握
2.局地的な気象の予報
3.台風等緊急時における対応

科目の免除:
1.学科試験の全部または一部に合格した者については、申請により、合格発表日から一年以内に行われる試験において、合格した科目の試験が免除される。
2.また、気象業務に関する業務経歴または資格を有する者については、申請により、学科試験の全部または一部が免除される。

合格基準
学科試験(予報業務に関する一般知識):15問中正解が11以上
学科試験(予報業務に関する専門知識):15問中正解が11以上
実技試験:総得点が満点の70%以上
※ ただし、難易度により調整する場合がある

試験会場:北海道、宮城県、東京都、大阪府、福岡県、沖縄県

実施機関・問い合わせ先:
一般財団法人 気象業務支援センター
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-17 東ネンビル
TEL 03-5281-0440
http://www.jmbsc.or.jp/jp/examination/examination.html

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