ビル経営管理士

ビル経営管理士 「ヒ」で始まる資格
ビル経営管理士試験の概要と合格者による体験談
ビル経営管理士制度は、旧建設大臣告示に基づき、ビル経営管理に関する知識及び技術の審査・証明事業として、建設大臣の認定を受け、財団法人日本ビルヂング経営センターが創設した公的な資格制度。
ビルを経営するには、賃貸ビルの企画・立案からテナント募集、運営、管理まで、不動産についての幅広し知識が必要で、これらの知識と経験を備えたビル経営管理士は、総合不動産投資顧問業登録の際の人的要件にもなっている。
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コメント

  1. 長谷川 より:

    私はビル管理会社に勤務しており、キャリアアップのためにビル経営管理士試験に挑戦しました。最初の受験は正直、失敗に終わりました。仕事が忙しいことを言い訳に、テキストを一通り流し読みするだけで臨んでしまい、過去問演習も数年分しか手をつけませんでした。結果、法令や会計の細かい数字問題で手も足も出ず、不合格。悔しさと同時に、勉強法を根本的に見直す必要性を痛感しました。
    翌年の再挑戦では、まず学習計画を徹底。平日は朝30分の早起き勉強と通勤中の暗記カード、休日は5〜6時間を確保しました。過去10年分の過去問を解き、間違えた箇所は「なぜそうなるのか」を条文や参考資料に立ち返って理解。特に不動産関連法規やテナント対応の実務部分は、実際の業務経験とリンクさせて整理しました。また、模擬試験を受けることで時間配分の感覚を掴み、本番に近い緊張感を体験できたのも大きかったです。
    試験当日は、前年の失敗が逆に自信につながりました。「今回はやれるだけやった」という思いで臨めたからです。結果は合格ラインを上回り、念願の合格通知を手にしました。失敗を経験したからこそ、自分に合った勉強法を確立できたと思います。今では試験勉強で得た知識を業務に活かし、テナント対応や経営計画の場面で「勉強していてよかった」と実感しています。