介護福祉士試験

介護福祉士試験 「カ」で始まる資格
介護福祉士試験の概要と合格者による体験談

介護福祉士は、身体・精神に障害のある人に対し介護や指導を行う国家資格で、国家試験合格や養成施設修了後の登録で取得可能。受験資格は養成施設修了、実務経験+研修修了、福祉系高校卒業、EPA枠など多様。試験は筆記(11科目群)と実技で構成され、筆記は全国34会場、実技は東京・大阪で実施。受験料は18,380円、合格率は約78%(2025年)。筆記は1月下旬、実技は3月上旬、合格発表は3月下旬。実施機関は公益財団法人社会福祉振興・試験センター。

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介護福祉士は、専門的知識及び技術をもって、身体上若しくは精神上の障害があることにより日常生活を営むのに支障がある者につき心身の状況に応じた介護(喀痰吸引等を含みます)を行ない、並びにその者及びその介護者に対して介護に関する指導を行なうことを業とする者で、国家試験に合格又は養成施設を修了した者が所定の登録を受けることにより、介護福祉士の資格を取得できるものです。
介護福祉士国家試験は、介護福祉士として必要な知識及び技能について行ないます。

受験資格:
(1)介護福祉士養成施設(2年以上)を卒業(修了)した者
(2)介護福祉士養成施設(1年以上)を卒業(修了)した者
(3)3年以上(従業期間3年以上、従事日数540日以上)介護等の業務に従事した者で、実務者研修を修了した者
(4)3年以上(従業期間3年以上、従事日数540日以上)介護等の業務に従事した者で、介護職員基礎研修と喀痰吸引等研修(第1号研修または第2号研修)を修了した者
(5)福祉系高校を平成21年度以降に入学して、新カリキュラムを履修して卒業した者
(6)特例高校(高校:平成21~25、28~30年度・専攻科:平成21~25、28~31年度に入学)して、卒業した翌日後に9か月以上(従業期間9ヶ月以上、従事日数135日以上)介護等の業務に従事した者
(7)福祉系高校を平成20年度以前に入学して、旧カリキュラムを履修して卒業した者
(8)経済連携協定(EPA)であって、3年以上(従業期間3年以上、従事日数540日以上)介護等の業務に従事した者
資格取得ルート図をhttp://www.sssc.or.jp/kaigo/shikaku/route.htmlで確認できます

受験料:18,380円

合格率:約78%(2025年実績)

試験日程:
[筆記試験]1月下旬
[実技試験]3月上旬

試験内容・科目:
1.筆記試験(11科目群)
(1)人間の尊厳と自立、介護の基本
(2)人間関係とコミュニケーション、コミュニケーション技術
(3)社会の理解
(4)生活支援技術
(5)介護過程
(6)発達と老化の理解
(7)認知症の理解
(8)障害の理解
(9)こころとからだのしくみ
(10)医療的ケア
(11)総合問題

2.実技試験
介護等に関する専門的技能

試験会場:
筆記試験(34試験地)
北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、福島県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、石川県、岐阜県、静岡県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県

実技試験(2試験地)
東京都、大阪府

合格発表日:3月下旬

願書受付期間:例年8月上旬から9月上旬

実施機関:
公益財団法人 社会福祉振興・試験センター
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1丁目5番6号 SEMPOS(センポス)ビル
TEL03-3486-7521
http://www.sssc.or.jp/kaigo/index.html

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