銀行業務検定試験

「タ」で始まる資格
銀行業務検定試験の概要と合格者による体験談
「銀行業務検定試験」は、主に銀行・保険・証券等金融機関の行職員を対象に、業務の遂行に必要な実務知識および技能応用力についてその習得程度を測ることを目的に、さらには実務能力水準の向上に寄与することを目的として1968 年2月からスタートした公開の検定試験です。
試験は「全国一斉公開試験」と「CBT方式での試験」の2パターンがありますが、好きな方式を選び受験できます。
ここでは、「全国一斉公開試験」を対象に説明しています。

「CBT方式での試験」とは
CBTとは「Computer Based Testing(コンピュータ ベースド テスティング)」の略称で、コンピュータを使った試験方式のことです。
CBTの多くが1年間を通じて好きな日時で受験できる上、試験会場となるテストセンターも全国に多数の会場あり、従来の紙試験に比べると受験者の利便性や公平性は飛躍的に向上します。近年では、漢検や英検などの検定団体の他、一流大学の語学入試、一部上場企業の採用試験や社内評価試験などでも導入が進んでいます。

受験資格:誰でも受験できます

受験料:
4級 3,300円
3級 4,400円
2級 6,600円

合格率:
4級 60~65%
3級 30~35%
2級 20~25%

試験日程:
6月上旬 10月下旬、翌年3月上旬

試験内容・科目:
【6月試験】法務3・2級、財務4・3・2級、信託実務3級、営業店マネジメントⅠ・Ⅱ、窓口セールス3級、法人融資渉外3・2級、個人融資渉外3級、金融商品取引3級、金融リスクマネジメント2級、デリバティブ3級、事業性評価3級
【10月試験】法務4・3・2級、財務2級、税務3級、証券2級、年金アドバイザー3級、外国為替3級、営業店マネジメントⅠ・Ⅱ、預かり資産アドバイザー3・2級、事業継承アドバイザー3級、経営支援アドバイザー2級、相続アドバイザー3・2級
【3月試験】財務3級、税務4・3・2級、年金アドバイザー4・3・2級、外国為替3・2級、融資管理3級、投資信託3・2級、経営支援アドバイザー2級、相続アドバイザー3・2級

出題形式は三答択一式、四答択一式、五答択一式、記述式などあります
合格基準は満点の60%若しくは50%以上など種目によって異なります

試験会場:検定協会が全国に設置する約220会場で行います

願書受付期間:
【6月試験】4月上旬~下旬
【10月試験】8月中旬~9月上旬
【3月試験】1月上旬~中旬

実施機関・問い合わせ先:
銀行業務検定協会/検定試験運営センター
〒162-8464 東京都新宿区市谷本村町3-21
TEL. 03(3267)4821 FAX. 03(3267)4999