世界遺産検定

世界遺産検定 「セ」で始まる資格
世界遺産検定試験の概要と合格者による体験談

世界遺産検定は、世界遺産への理解を深め、保全活動の輪を広げることを目的とした検定。国際的教養を身に付け、持続可能な社会に貢献する人材育成も目指す。4~1級・マイスターの5段階で、旅行業界資格や大学AO入試にも活用される。受験資格は4~2級は誰でも、1級は2級認定者など、マイスターは1級認定者など。受験料は3,500円~19,400円。合格率は平均約60%。試験は年4回、全国主要都市で実施。CBT方式も導入されている。

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コメント

  1. 私は大学2年生のときに世界遺産検定2級を受験しました。もともと旅行や歴史が好きで、世界遺産の写真集やドキュメンタリーをよく見ていたのですが、せっかくなら体系的に学びたいと思い挑戦しました。勉強を始めたのは試験の約3か月前。公式テキストを中心に、まずは全ページを通読し、大まかな地域ごとの特色や登録基準をつかみました。その後は章ごとに過去問を解き、間違えた箇所には付箋を貼って繰り返し復習。特に文化遺産と自然遺産の区別、登録年や所在国は混同しやすいので、語呂合わせや地図アプリを使って記憶しました。

    平日は授業の空き時間や通学電車内で1時間ほど、休日は図書館で3〜4時間勉強するペース。YouTubeの世界遺産紹介動画も活用し、映像と一緒に覚えることで記憶が定着しやすくなりました。試験1か月前からは過去3年分の問題を時間を計って解き、本番形式に慣れる練習をしました。

    試験当日は緊張しましたが、公式テキストの写真や図と結び付けて覚えたおかげで、地名や出来事がすぐに思い出せました。結果は合格ラインを大きく超える点数で合格。単なる暗記ではなく、世界の歴史や文化の背景まで学べたことが大きな収穫でした。旅行先で世界遺産を訪れるときも、事前に学んだ知識があることで感動が何倍にも増し、この資格に挑戦して本当に良かったと思います。