一般社団法人日本産業カウンセラー協会が認定する民間資格、およびその有資格者のことである。
受験資格:
受験資格1または2のいずれかに該当している場合に受験できます 。
1.成年に達した者で、主催者である一般社団法人 日本産業カウンセラー協会が行う産業カウンセリングの学識及び技能を修得するための講座を修了した者
2.大学院研究科において心理学又は心理学隣接諸科学、人間科学、人間関係学のいずれかの名称を冠する専攻(課程)の修了者であって、下の「科目群」のA群からG群までの科目において、1科目を2単位以内として10科目以上、20単位以上を取得していることを要する。ただし、D群からG群の科目による取得単位は6単位以内とする。
社会人として週3日以上の職業経験を通算3年以上有し、大学院研究科において心理学又は心理学隣接諸科学、人間科学、人間関係学のいずれかの名称を冠する専攻(課程)の修了者であって、A群からG群までの科目において、1科目を2単位以内として4科目以上、8単位以上を取得していることを要する。ただし、D群からG群の科目による取得単位は2単位以内とする。本号に記載の職業経験とは、雇用形態を問わずすべての職業経験をいう。
【科目群】
A群:産業カウンセリング、カウンセリング、臨床心理学、心理療法各論(精神分析・行動療法など)などの科目群
B群:カウンセリング演習 カウンセリング実習などの科目群
C群:人格心理学、心理アセスメント法などの科目群
D群:キャリア・カウンセリング、キャリア概論などの科目群
E群:産業心理学、産業・組織心理学、グループダイナミックス、人間関係論などの科目群
F群:労働法令の科目群
G群:精神医学、精神保健、精神衛生、心身医学、ストレス学、職場のメンタルヘルスなどの科目群
受験料:
合格率:
学科試験: 72.0%
実技試験:67.4%
総合:64.2%
※2018年度実績
試験日程:
試験内容・科目:
試験会場:
合格発表日:
願書受付期間:
実施機関・問い合わせ先:
一般社団法人 日本産業カウンセラー協会
〒105-0004 東京都港区新橋6-17-17 御成門センタービル6階
TEL:(03)3438-4568 FAX:(03)3438-4487
コメント
メーカー勤務の総務部で社員相談窓口を担当しています。
日々、仕事や人間関係で悩む同僚の話を聞くうちに、もっと専門的に支援できる力をつけたいと思い、産業カウンセラー試験への挑戦を決めました。
勉強においては「机に座る時間より、耳と体を使う」ことを意識しました。まず、公式テキストを音読して録音し、通勤や家事の最中に何度も再生。さらに友人に協力してもらい、ロールプレイ形式で傾聴や質問の練習をしました。たとえばカフェで雑談をしているふりをしながら、相手の感情の変化を意識的にキャッチする練習です。
平日は仕事後の1時間を知識整理に充て、休日は午前中に学科、午後は実技のトレーニング。特にカウンセリングの三原則や倫理綱領は、単なる暗記ではなく「自分ならどうするか」を考えながら理解を深めました。試験1か月前からは、模擬面接をスマホで録画し、自分の表情やうなずき方をチェック。無意識に相づちが早くなる癖を直せたのは、この自己観察のおかげです。
本番当日は学科試験で想定外の用語が出ましたが、テキストの文脈ごと覚えていたため冷静に対応できました。実技では「沈黙を怖がらない」ことを意識し、クライエント役の話が自然に深まっていきました。
合格通知が届いた瞬間、「これは知識試験ではなく、人との向き合い方を学ぶ過程だった」と実感。今では日常のちょっとした会話でも、相手の背景や感情を意識できるようになり、職場での信頼関係もより強くなりました。