マンション管理士(マン管)試験

「マ」で始まる資格
マンション管理士試験の概要と合格者による体験談

マンション管理士とは、専門的知識をもって、管理組合の運営、建物構造上の技術的問題等マンションの管理に関して、管理組合の管理者等又はマンションの区分所有者等の相談に応じ、助言、指導その他の援助を行うことを業務とします。
マンション管理士になるには、マンション管理士試験に合格し、マンション管理士として登録することが必要です。

意外と難易度が高い国家資格!
どんな試験問題が出るの?

受験資格:年齢、性別、学歴等の制約はありません。誰でも受験できます。※合格後、資格登録に当たっては、一定の条件(宅建業法第18条)があります。

受験料:9,400円

合格率:7~9%台

試験日程:試験は年1回で、11月の最終日曜日に開催されます


試験内容・科目:
4肢択一の50問のマークシート方式で実施されています。制限時間は2時間です。

試験会場:札幌市、仙台市、東京都、名古屋市、大阪市、広島市、福岡市、那覇市並びにこれら周辺地域

合格発表日:原則として、毎年12月の第1水曜日又は11月の最終水曜日

願書受付期間:【インターネット】毎年7月1日から15日まで(原則)
【郵送】毎年7月1日から7月31日まで(原則)

実施機関・問い合わせ先:
公益財団法人 マンション管理センター
〒101-0003
東京都千代田区一ツ橋2-5-5 岩波書店一ツ橋ビル7階
TEL:03-3222-1611(試験案内専用電話)

活かせる仕事:不動産業界でキャリアアップを目指すには必須といっても過言ではない資格です。特に営業職では、この資格を取得していると顧客からの信頼も得ることもできますし、転職・就職にも有利になります。

マンション管理士と管理業務主任者の違いは?

違いマンション管理士管理業務主任者
業務内容・役割管理組合のコンサルタントの役割管理業者の役割
設置義務の有無設置義務無し一定の基準で設置義務有
資格登録の違い試験合格後、所定の手続きを経て登録し、ただちにマンション管理士試験合格の他に、2年以上の実務経験、もしくはそれに代わる登録実務講習(2日間)の修了が条件。
試験の難易度難しい(7~9%台)比較的易しい(合格率20%台)